ー動物病院のマナーを紹介!【来院前・来院中に押さえておきたい】ー
動物病院には、スムーズな診察のために飼い主が守るべきルールがあります。ペットを動物病院に初めて連れて行く方のなかには、どのようなマナーがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は犬猫専門の動物病院「ソマリ犬猫病院」が、動物病院を利用するうえでのマナーについて、来院前と来院中に分けてわかりやすく紹介します。それぞれのマナーを守らなければならない理由も理解できるでしょう。
人の病院とは違うルールも多くありますので、ほかの飼い主に迷惑をかけないようにするうえでも事前に確認しておくことが大切です。ペットを初めて病院に連れて行く方は特に、最後までご覧ください。
動物病院のマナー【来院前】
まずは、動物病院に来院する前に押さえておきたいマナーについて、下記3つを紹介します。
・事前に予約する
・動物保険証とワクチン証明書を持っていく
・初診時は特に早めに向かう
事前に準備しておくことで、スムーズな案内につながります。病院は、愛犬・愛猫にとって行くこと自体がストレスになるものです。必要な持ち物などが足りていない場合や、到着時間に余裕がない場合には、診察までに時間を要してしまうこともあります。
ペットのストレスを減らしてあげるためにも、来院前の守るべき内容についてチェックしておきましょう。
事前に予約する
人の場合と同じく、動物病院の来院前には予約をしましょう。ペットの症状によっては、尿検査や糞便検査が必要な場合もあるからです。
診察の準備時間がかかる症状の場合に事前予約をしていないと、待ち時間が長くなり、愛犬や愛猫に大きなストレスがかかります。
また多くの動物病院では予約優先となっているため、急患でない場合には予約をしていないと後回しになります。慣れない環境で待っている間に、ペットの症状が悪化してしまう場合もあるため注意しましょう。
予約方法は電話やオンライン予約システムなど病院によってさまざまですので、ホームページを確認してくださいね。
動物保険証とワクチン証明書を持っていく
持ち物は動物保険証とワクチン証明書が必要です。保険証は人の場合も必要なため忘れにくいですが、ワクチン証明書は動物病院特有で忘れやすい持ち物なので注意しましょう。
ワクチン証明書が必要な理由は、獣医師が適切な治療を行うためです。体調を崩した原因がワクチン未接種によるものなのかを判断するために必要なため、忘れずに持っていきましょう。
なお、ワクチン証明書を持っていない場合には、診察を断る病院も少なくありません。出先の病院で急きょ診てもらう場合でも問題ないように、無くしてしまっている方はワクチンを打った動物病院で再発行してもらってくださいね。
初診時は特に早めに向かう
初診時は問診票の記入が必要なため、早めに動物病院へ着くように向かいましょう。到着が遅れて受付も遅くなると、時間通りに診てもらえない場合もあります。
待ち時間を減らしてペットのストレスを少しでもなくしてあげるためにも、初診時は最低でも15分前には到着するように注意しましょう。電話予約の際に、いつまでに着けば良いか時間目安を聞いておくと安心ですよ。
動物病院のマナー【来院中】
続いて動物病院の来院中のマナーについて、下記3つを紹介します。
・キャリーに入れて来院する
・ペットの粗相は病院のスタッフにお願いする
・ほかのペットとの接触は避ける
来院中のマナーは人の場合とは違うものも多いため、事前の確認が重要です。ほかの飼い主に迷惑をかけないためにも、それぞれチェックしておきましょう。
キャリーに入れて来院する
ペットは必ずキャリーに入れて来院しましょう。感染症にかかっている場合もあり、ほかのペットに移すリスクをなくすためです。
また普段行かない場所なので興奮状態になり、大人しく待てない子も少なくありません。院内でケガをしてしまうリスクをなくすためにも、必ずキャリーに入れるようにしましょう。
ただしキャリーが苦手な猫は、キャリーなしで「首輪とリードのみでも可」としている病院もあります。犬の鳴き声が苦手な子に関しては、「車待機でも可」としている場合もあります。キャリーの内容は病院によって異なるため、予約時に聞くか、もしくは病院のホームページ上で確認しましょう。
ペットの粗相は病院のスタッフにお願いする
ペットが粗相をした場合には、病院のスタッフに片付けてもらいましょう。場合によっては、消毒が必要になるからです。そのためそのまま放置するのはもちろんNGで、飼い主自身で簡単にティッシュなどで拭き取るだけの対応も不十分な場合があるため注意しましょう。
普段行き慣れない場所で緊張し、粗相をしてしまう子も少なくありません。遠慮することなく、院内のスタッフへすぐにお声がけください。
ほかのペットとの接触は避ける
キャリーに入れて来院すると通じる内容で、ほかのペットとの接触は避けるようにしましょう。「病院に来ている=感染症の疑いがある」子もいます。
ペット同士が触れ合ってしまうと、自分の大切なペットに病気が移ってしまう可能性もあるため細心の注意が必要です。
病院側でもペット同士の接触を防げるような空間づくりや予約体制を整えていますが、飼い主側でも意識することでペットの健康をより守ることができます。
特に慣れない環境で興奮しやすい子や、気が荒めの子を連れて行く場合には注意しましょう。
まとめ
動物病院に来院するときに押さえておきたい主なマナーは、下記6つです。
【来院前】
・事前に予約する
・動物保険証とワクチン証明書を持っていく
・初診時は特に早めに向かう
【来院中】
・キャリーに入れて来院する
・ペットの粗相は病院のスタッフにお願いする
・ほかのペットとの接触は避ける
マナーを守らない場合には、ほかの飼い主やペットに迷惑がかかるだけではなく、自分の大切な愛犬・愛猫にストレスがかかり病状を悪化させてしまう可能性もあります。そのため、来院前・来院中どちらのマナーも守るようにしましょう。
また病院によって初診時の受付や持ち物、キャリー対応などのマナーが異なるため、スムーズに診察を受けるためには病院のホームページで確認しておくと安心です。
なお北海道札幌市の「ソマリ犬猫病院」は、犬猫専用の動物病院です。待ち時間の間にペットがケガをしないように、ケガの原因となるモノを排除して、ゆとりのある空間を確保しました。待合室や診察室の様子、来院時のマナーについては、こちらをご覧ください。
またペットのストレスを緩和するために、当院は予約制を設けています。「愛猫の定期診療をお願いしたい」「子犬のワクチン接種をしたい」などのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
札幌市の動物病院はソマリ犬猫病院に お任せください
病院名:ソマリ犬猫病院
住所:〒004-0871 札幌市清田区平岡1条4丁目4-6
TEL:011-886-6377
FAX:011-886-6366