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ダニがいるとトリミングは利用できない!その理由と飼い主がすべき対策とは


 

一般的なトリミングサロンは、ダニがついていると利用できません。作業を中断し、トリミングが中途半端な状態でも飼い主に返されてしまいます。

 

また、毛並みが荒れていたり肌がボロボロしていたりと、ダニが寄生している状況が予想される場合も、トリミングを利用できないケースが多いです。

 

なぜダニがいるとトリミングを断られてしまうのか、この記事ではダニがいるとトリミングを利用できない理由に言及し、今すぐ飼い主にできる解決策も紹介します。

 

お気に入りのトリミングサロンを利用しづらくならないためにも、ぜひ参考にしてください。

 

ダニがいるとトリミングを断られる2つの理由

ダニがいるとトリミングを断られる理由は、「感染が広がりやすい」点と「取り除く行為をサロンではできない」点があげられます。

この2つのポイントについて詳しく解説しますので、疑問解決に役立ててください。

 

ダニがいるとトリミングできないのは広がりやすいから

ダニがいるとトリミングサロンの利用を断られるのは、広がりやすいからです。

ダニがいるとトリミングを行っている人に飛び移ることがあります。

 

また、同室でトリミングしている犬や猫にも飛び移ってダニが寄生してしまう可能性があるほか、その後、同じスペースを利用するペットにもダニがついてしまう可能性が高いです。

 

ダニを家に持ち帰ってしまうことで、一緒に飼っているペットや小さなお子さん、ご高齢の方にまで感染が広がる可能性も考えられます。

 

肌荒れや糞などからダニの寄生は予想できますが、生きているダニを肉眼で確認するのは難しく、飛び移りを防ぐことはできません。

そのため、ダニがいると確認できた場合は、トリミングを中止することでサロンは感染拡大を防いでいます。

 

トリミングサロンではダニの駆除ができない

「トリミング中にダニを見つけたなら駆除してくれればいいのに」なんて思ってしまうものですが、ダニの駆除は医療行為にあたるため、トリマーはダニを見つけても取り除くことができません。

 

トリミングをしている間中ダニは自由に動き回れるため、人やほかのペットへの感染率が非常に高い状態です。

そのため、ダニがいそうな状況が確認された場合はすぐにトリミングを中止し、ダニがついたままの状態で飼い主に返します。

 

ちなみに、ダニでトリミングを中止した場合、トリミング料金だけでなく清掃料金が請求されるケースが多いです。

ダニの駆除に病院へ行くこととなれば治療費もかかり、思いもよらないお金がかかってしまうでしょう。

 

お気に入りのサロンでも今後使用しづらくなる点でも、日頃からダニ対策を行っておくのがおすすめです。

 

トリミングで後悔しない飼い主ができるダニ対策は3つ

ペットがダニに感染しないために飼い主ができることは、「予防薬を使用する」「定期的にシャンプーをする」「感染しそうな場所を避ける」の3点があげられます。

 

今すぐ実践できる、トリミングで後悔しない3つのダニ対策について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

予防薬でダニから守れる

ダニは専用の薬を使えば、ダニがつくのを予防できるほか、寄生しているダニを殺せる可能性もあります。

ダニに効果的な薬は身近なドラッグストアで手に入るため、今すぐダニ対策をしてあげたい場合は、活用するのがおすすめです。

 

もし、時間に余裕がある場合は、かかりつけのペット病院で処方してもらう方が良いでしょう。

 

ダニやノミの駆除に効果的な薬が手に入るだけでなく、正しいダニ対策をレクチャーしてもらえるほか、垂らす薬の場合は塗布までしてもらえます。

 

もしダニやノミがいる場合は駆除もしてもらえるため、完璧に近いダニ対策を行えて安心です。

 

定期的なシャンプーでダニから守れる

ダニ対策にはシャンプーも効果的です。

 

シャンプーでもペットサロンを利用する方が多いかもしれませんが、自宅でもシャンプーができるようにペット用シャンプーを用意しておくと良いでしょう。

 

飼っている犬や猫がしきりに体を掻く場合にすぐにシャンプーができれば、ダニを洗い流せます。

寄生や繁殖を防いで肌トラブルや感染症につながるリスクを下げられるほか、同居しているほかのペットや人への感染も防げるでしょう。

 

シャンプーは使用頻度が決まっているため、ブラッシングケアを一緒に取り入れるのもおすすめです。

スキンシップを兼ねて頻繁に取り入れてあげると、効果的なダニ対策につながります。

 

ダニに感染しそうな場所を避けるのも1つ

ペットをダニから守るためにできる対策の1つには、感染しそうな場所を避けるという方法もあげられます。

草木が生い茂っている山林や河原、荒れている公園などはダニがいる可能性が高いため、散歩では避けるのが賢明です。

 

整備が行き届いている場所なら、ダニが潜んでいる可能性が低く、安心して歩かせられるでしょう。

また、ほかのペットと触れ合う場面にも注意した方が良いかもしれません。

 

接する可能性がある散歩中やドッグラン、同じスペースを利用するペットホテルやトリミングサロンなどでダニを持ち帰ってしまう可能性があります。

 

薬の使用や定期的なシャンプーやブラッシングと合わせて、歩かせる場所や利用する施設の選択にも注意して、効果的なダニ対策をおこないましょう。

 

ダニやノミ対策済みなら気軽にトリミングを依頼できる

ダニがついているとトリミングは中止され、飼い主にすぐ返されてしまいます。

人やほかのペットにダニが飛び移って感染を広げてしまうなど、トリマーはダニを駆除できないため感染拡大を防げないためです。

 

トリミングを中断して返されるとサロンに良いイメージを持たないかもしれませんが、トリミングの利用を断られる根本となる原因は、飼い主のダニ対策不足です。

 

ダニをはじめノミなどの害虫は、薬で予防や駆除が可能です。

シャンプーやブラッシング、ダニが居そうな場所を避けることなら、今すぐにでも始められます。

 

ここで紹介した情報を参考に、飼っている犬や猫のダニ対策を今一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

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